2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「ブレンンフィットネス」の仮説と検証

私達が、口述自伝“ライフヒストリー良知”の制作事業を推し進める大きな目的が、お客様の脳を鍛え最適化する(これを“ブレインフィットネス”という)ことだとこれまで口を酸っぱくして言ってきました。 昔は、歳を取るにつれて脳の機能はどんどん衰えていくこ…

句読点の考え方

句読点(テンとかマル)は、歴史が浅くいまだに決定的な法則はないですね。だけどだからと言って句読点を適当に使ったらいいということにはならない。「聞き書き技術試論」という未発表の論文を私に託したジャーナリストの故和多田進さんは、著書『ドキュメン…

語順、ハとガ

語順、ハとガ 語順について言えば、象は⇒長い、鼻が⇒長い、①象は鼻が長い、②鼻が象は長い、を例にとると、日本語では、「係りは受けの前に来る」というので①が正しいとされていますね、でも現実には必ずしもそうではない。係りが受けの後でも「話しことば」…

認知症を数値目標に

(ニュースレターNo1)認知症予防に向けて国は昨日、次のように『70歳代の認知症の割合を今後6年で6%減らす目標』を発表しました。★★★ 70代の認知症割合、6年で6%減 政府初の数値目標 政府は16日、70代に占める認知症の人の割合を、2025年まで…

インタビュー(聞く・聴く・訊く)技術、56の心得

私たちが進める口述自伝制作“ライフヒストリー良知”事業において、幾つかの専門的知識と技術と経験が必要とされます。その中でもっとも大切なもののひとつにインタビュー技術があります。私なりにその心得を56に分けて要約してみました。 インタビュー技術、…

発憤して書に著す

司馬遷の話をもう少し。当時匈奴という屈強な異民族と闘うため名将李陵は戦地に赴いた。武運つたなく匈奴の捕虜になったが、匈奴王は李陵の才能を高く評価し、自分の娘を嫁にやるほど厚遇した。 この話を聞いて漢の武帝は激怒し、漢中にいた李陵の妻や子、母…

紀伝体~いかに人に焦点をあてるか!

紀伝体~いかに人に焦点をあてるか! 先日、歴史には「紀伝体」と「編年体」があると言いました。史記を著した司馬遷は、「紀伝体」という手法を開発して後世に多くの歴史を遺しました。 「紀伝体」とは、要するに人物中心の歴史。人に焦点を当てていく。し…

歴史の書き方~紀伝体と編年体

歴史の書き方 遠い昔、中国では歴史の書き方は「編年体」でした。云わば年表ですね。時間軸を中心に年月を時系列に書いていくものです。 それに対して、漢の時代に史記を著した司馬遷は「紀伝体」と言う体系を作り出し、人物の事績を時系列に書きました。こ…

「令和」がなりました。

昨日、新たな年号「令和」が始まりましたね。 当社は現在、ライフヒストリー口述自伝の作成において、お客様の記憶を想起して頂くきっかけとするため、次のように1926年(昭和元年)から2019年(平成31年)の年表を各項目別に作成中で、今後本ホームページに掲載…